楽天馬です。
なかなか診断レポートも遅々として進みませんね。
難しいものです。1週間くらい会社を休んでやれば結構進むんでしょうけどね(笑)
さて、フリードリームズの07は難解なドイツ血脈。
母系の底流には、おそらくドイツ固有の血が多いようで、掘り下げていくほどに、まったく知らない種牡馬がたくさんでてきます。
ただ、繁殖としては元気のような気がしますので、一発があるかも。
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【馬名】 フリードリームズの07
【性別】 牡
【毛色】 黒鹿毛
【父】 キングカメハメハ
【母】 フリードリームズ (母父 アレイオン )
【生年月日】 2007年2月7日 生まれ
【生産牧場】 白老F
【募集価格】 万円(一口価格 万円)
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【カタログのコメント】
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 5 歳の時の産駒
【母の戦歴】 独2勝、伊1勝
【主な勝ち鞍】 Preis des Bankhauses HSBC Trinkaus & Burkhardt-Riemer Stuten Meile-L、ケルン牝馬マイレ−GIII2着、独1000ギニ−GII3着
【母の馬場・距離適性】 芝、マイル
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【2005年産までの産駒数】 本馬が初仔
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ 外国からの輸入繁殖なので、あくまで推定の域をでませんが、戦歴には入着級だけで10戦あり、堅実な競争馬だったとするとレース数はせいぜい10戦〜20戦程度、遅くとも4歳春で引退していること、距離はマイルと短めであるということ、ドイツから日本に輸入された経過時間(検疫)などを複合的に考えると、最低でも3ヶ月弱は引退後経過していると推察され、繁殖ポテンシャルが低いとはあまり考えられない繁殖です。母の競争成績から見ると資質は高そうで、良質の産駒を出す可能性を持った繁殖と言えるでしょう。ただし、○外持ち込み馬の初仔のリスクとして、あくまで脚質が合えばという前提ですので、その点は血統や馬体から判断することになりますね。
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2.血統診断
【血統構成】 ミスタープロスペクター 系× ボールドルーラー 系
【同系の主な活躍馬】 シーキングザパール、ヒシアケボノ、ショウリノメガミ、種牡馬ではゴーンウェスト、ミスターグリーリーなど
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの5×5
【牝系の特徴】 5代母フリーデンスターブの産駒に独2・3歳牝馬チャンピオンのフリーデンスボードシャフトがいて、その産駒でドイツオークス馬フリードリヒスルーから大きく枝葉を広げている牝系で、本馬の4代母フリーデンシュプリヒトからはタフな馬は結構出ているものの、あまり大きいレースに勝った馬は出ていない。ここ3代はむしろ地味な競争馬が多くなっている印象。
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【父キングカメハメハ】
【競走成績】 日で2〜3歳時に8戦7勝。04年最優秀3歳牡馬。東京優駿-GT(芝2400m)、NHKマイルC-GT(芝1600m)、神戸新聞杯-GU(芝2000m)、毎日杯-GV(芝2000m)、すみれS(芝2200m)、京成杯-GV3着。
【種牡馬実績】 05年より供用。07年の1歳世代が初年度産駒。
【ワンポイントウィキペディア1】 "競走馬引退後は総額21億円の種牡馬シンジケートが組まれ(国内調教馬としては当時の史上最高額)、北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションに種牡馬として繋養され、2005年より供用が開始されている。
2006年7月11日ノーザンホースパークにおいて行われたセレクトセールにて、初年度産駒の当歳牝馬(母:トゥザヴィクトリー)が6億円という当歳世界最高額で落札され話題となった。
年間種付頭数256頭という日本記録を持っている。
競走馬としての抜群の実績はもちろん、非サンデーサイレンス系ということもあり、サンデーサイレンス系牝馬と交配可能であることから、需要は非常に多い。
2008年より初年度産駒が競走馬デビューし、5月29日に旭川競馬場で行われたルーキーチャレンジをマサノシャルナが制し、産駒が初勝利を挙げている。"
【ワンポイントウィキペディア2】 ハイペースの東京優駿を押し切った本馬を、管理した松田国英は「ハロン11秒台のラップをいくつも続けられ、そのどこかに10秒台のラップを織り交ぜることができる馬です。」と語っている。また、主戦騎手の安藤も「あのダービーはベストの騎乗とはいえないはずでしょう。普通に強いのであれば、後ろから来たハーツクライに飲み込まれていたところですからね。どう乗っても、誰が乗っても勝てるほどの馬だったんですよ。」という評価を与えている。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "父は、ミスタープロスペクター系で日本での実績十分のキングマンボ、母父も日本で実績のあるラストタイクーン。競走馬としての実績以上に非サンデーサイレンス系ということで、サンデーサイレンス系牝馬と交配可能であるため需要は非常に高い。
1歳の産駒は総じて馬体バランスが悪いのが多く、特に前後のバランスはお世辞にも良いとは言えないが、成長と共にこれが良くなっていくようで、デビュー時期にはほとんど気にならなくなる。そう考えると、募集時には骨量さえしっかりあれば、あまり前後の骨格のバランスは気にする必要はないのかもしれない。
ただ、バネで走るタイプの産駒が多そうで、飛節や繋ぎなどは、特に重点的にチェックしたい。
種牡馬として血統構成のバランスはすごく良くて、父ミスプロ系は典型的なスピード血統、母父ラストタイクーンは高速馬場を得意とし、長く良い脚を使うタイプである。この辺のバランスがNHKマイルとダービーの変速2冠を成し遂げたバックボーンになっていると感じる。
ちなみに牧場では、キングカメハメハの産駒は”マイル”との評価である。個人的には、気性的に問題がなければ血統的にも中距離までカバーしそうな感じはある。
キングカメハメハの産駒には、ネイティヴダンサーやノーザンダンサーのラインクロスが生じやすいようで、ノーザンダンサーのクロスは歓迎であるが、ネイティヴダンサーについては、本質的にはパワーと闘争心にあふれた血統なので、単発ではそれほどの気にならないが、ラインになるとどんな影響があるのか未知数である。懸念材料としては、産駒の体質はもちろんだが、極端なパワー型にならないかという点である。こればかりは走ってみないとわからない。"
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【母父アレイオン】
【競走成績】 独5勝、ゴルデネバイチェ−GII、ホルステントロフィー−GIII2回、ベルリン大賞典−GIII3着
【種牡馬成績】 ロードアレイオン(ベルリン大賞典−GIII3着)、バーデンシュプリントC−GIII3着)
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母系は典型的なドイツ血統で、母父アレイオンは、芝短距離で16戦5勝。競争成績、種牡馬実績とも平凡以下ですが、その父がボールドルーラー系種牡馬で2003,2005年のドイツリーディングサイアーのBig Shuffle、その母父はカーリアンという血統です。アレイオンがスプリンターなのは、カーリアンの血の影響かと思いきや、実は父Big Shuffleもスプリンターだから驚き、というのはボールドルーラー系のBig Shuffleの血統にはスタミナの血こそ豊富ですが、スピードのある血はほとんど見あたらないからです。
母系の印象としてはスピード値がちょっと低めのスピード持続型という感じで、思ったよりは日本の競馬に相性の良さそうな血が入っています。問題は父キングカメハメハとの相性ですが、これはキンカメ産駒の傾向がつかめていないので、まさに未知数ですね。キンカメ産駒のスピード値が高いようであれば、結構おもしろいかもしれません。いずれにしても距離は短めの感じではないでしょうか。"
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